健医志

　研修会には初参加者の方も多くいらしゃるという事で、初めにお手軽な吸盤から電動機まで、コストに応じた吸玉器具の説明を行いました。
　次に、体に必要なミネラル『ケイ素』について解説を行いました。
　ケイ素は組織を丈夫につなぐ働きがあり、血管や骨、細胞なども強くしてくれます。年齢と共に血管や骨、細胞はもろくなる傾向があり、ケイ素の体内量も低下してきます。アミノ酸補給とも相性が良いケイ素を補う工夫が健康に役立つ事をお伝えしました。

　６月１６日（土）午後１時～午後４時　沖縄県那覇市の沖縄産業支援センターで沖縄地区の研修会を行い
ました。
２年ぶりの開催となりました。当日は、残念ながら台風６号の直撃を受けましたが、開会３０分ほど前から、
急激に天候が回復し、晴れ間も見えるほどの状況となりました。

　終了後も、たくさんの質問や問い合わせをいただき、機材や吸着具を新たに購入された方もいらっしゃいました。
　美容関係で吸玉を取り入れたい方、先代から受け継いだ機材を活かしたい方など、今後も一緒に吸玉・カッピング療法を継続していく仲間が増えた、そんな有意義な研修会でした。
　家を出るころに悪天候にもかかわらず、満員となるほどの方がお越し下さいました事に心より感謝申し上げます。
　また、安全を優先し大事を取られた方とお会いできませんでした事は残念ですが、次回お会いできる事を楽しみにしております。

　今回は、初参加の方が多かったので、吸玉・カッピング療法の実習は入門から行いました。
　カップの着け方、吸着後の変化の診たて（みたて）など、はじめての方でもすぐに役に立つ知識を実習でお見せしながら解説しました。
　また、最近分かってきた理論などから、吸玉の血流を良くする効果を改めて説明しました。
　後半は、来場者が気になっている症状について、お聞きし、その解説と実習を行いました。
　足の不具合を例に、腰痛、膝痛、静脈瘤、坐骨神経痛などの対策、背骨付近の不具合の見つけ方などのコツも解説しました。