脳卒中発作の場合、できるだけ早い段階での思い切った施療がポイントになります。施療が遅くなるほど回復スピードも遅く、 後遺症の残るケースが多いようです。 救急車を呼ぶにしても、施療をしてから病院に送り出す、という心がまえが必要なのかもしれません。 また「風池」を施療すればよいと知ってはいても、実際に家族が発作に見舞われてしまうと、気持ちが動転して施療 普段から「風池」の施療をしていると予防にもなりますから、家族で施療し合うことで「風池慣れ」しておいて下さい。 また、緊急時にどうしても「風池」に吸着できない場合には、同じく胆経の「完骨(かんこつ)」を覚えておくとよいと 「完骨」は耳のうしろの骨(乳様突起)の後縁にあります。この骨に3号カップを後ろからかけるようにすると、髪の ここでも大切なことは、骨の縁をカップの中に入れることです。なぜなら、頭蓋骨に覆われた脳内の瘀血を引き出す さらに「完骨」は、あお向けでも首を少し動かすだけで吸着できますから、寝返りの不自由な方でも楽に施療することが 自覚症状はなくても、微小脳梗塞や認知症は30歳台から始まる、といわれています。脳内瘀血は、精神・肉体を含む |
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側頭部や体の側面を通る「少陽(しょうよう)」という経絡には、手の三焦経と足の胆経があります。どちらも頭に 関係するのは明らかですが、胆経は側頭部を行ったり来たりするため、広い範囲で使われています。 なかでも後頭部の胆経「風池」は、脳卒中の治療点としてあまりに有名です。どれだけ多くの人が救われたのか、 また、頭痛や首のコリ、不眠症はもちろん、精神疾患やイライラなども、水疱反応が出てスッキリすることが 反応は、脳の障害を除いて、ほとんど悪い側と同じ側の「風池」に現れます。ひどい場合には、片側だけ腫れあがっていること 場所は後頭部と首の境目で、髪の生えぎわ近くになります。ボンノクボの両外側で、筋肉をひと山越えた、押すとツンと感じ また、髪の毛があるところですから、ダイヤルをうまく調整して、連続吸引してください。先の細いクシの柄などを利用し、カップ 髪の長い方は、髪の毛を丸めてカップの中へ入れて、吸着させてください。 |