状態がだいぶ落ちついてきたので、痛みの残る右側を上にした横向きの姿勢にして、背部を施療することにしました。

下腹部に対応するのは腰から下になります。背部の内臓反応エリア図で、下腹部の臓器が腰に配当されている

ことを確認してみてください。
 

まず腰から、背部、股関節などを中心に、全体的にカップを吸着させました。そして二度、三度とカップを

ずらしながらすき間なく施療していくと、だんだんと痛みはなくなっていき、やがては違和感が残る程度に何とか落ちついてくれました。
 

 色素反応は副腎(三焦)が凝固反応、小腸がやや凝固反応、膀胱がくすんだような色素反応、股関節が色素反応(中)でした。副腎(三焦)がホルモン系の代表的な存在であることを考えると、大腸よりも婦人科に問題ありといった印象ですが、どうでしょうか? 

実はこの後、原因追究の興味もあって内科と婦人科の2か所で診てもらっています。「CT画像もきれいだし、どこかに炎症でもおこしたのでしょう」  「何かの炎症か、宿便とかでしょう」 

病院で「宿便」という言葉を聞くとは思いもよりませんでしたが、抗生物質や整腸剤が出され、「これ以上は、がん検診を受けてください」の言葉で、何だかバカバカしくなってしまいました。なぜなら、残っていた右下腹部の違和感は、何もせずに2~3日で自然消滅していたからです。 

 それから数か月、別段支障もなく過ごしています。ただ、吸玉カッピング療法の色素反応を考えると、施療は続けていくべきでしょう。 

それにしても、家に吸玉カッピング療法器があってよかった。 

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