経絡では、皮膚病・痔疾患ともに効果ありとされるツボ、肩の大腸経「肩髃」に吸着してみました。 ただ、ここの色素反応は(中)で、さほどではありません。 やはり、注目すべきは前述の「大腸兪」と尾骨部だと確信しました。尾骨はお尻の割れ目の上端あたりに触れる骨ですが、長年肛門を患っている方の場合など、この付近の色が黒く濁ったような色になっていて、いかにも瘀血が溜まっていると思わせることがよくあります。彼の場合はキレイな肌の色(名誉のために書き添えます)でしたが、色素反応が(大)で、まだら模様に色が出ていたのです。 翌日、肛門の様子を聞くと「だいぶいい」とのこと。その後、もう一度施療をして「快調!」となりました。そして皮膚病のほうもアミノ酸のエキスを塗り続けて、約2週間ほどでキレイになったとのことでした。 ![]() |
▲左右の膀胱経「大腸兪」と尾骨部に
5号カップを吸着。
尾骨部はゴム管とつないだままの連続吸引に
するとよい。
膀胱経「会陽」などを治療できる。
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